追手門大学のアサーティブ入試のシンポジウムに参加してきました。
安西先生の基調講演、パネルディスカッション、勉強になりました。
「高大接続で何を接続するのか」という問い。
仰るとおり。あまり具体的に考えたこともありませんでした。
学び方、学ぶ意欲 あたりが理想でしょうか。
そして、シンポジウムでは退学率が話題になっていました。
パネリストは、基本的に退学率が高いことをネガティブに
捉えていました。もちろんその側面はあると思います。
初期型(1年前期)の学業不振は、
評価の結果というよりは、やはり意欲がなかった or 大学や学問になじめなかった
ということだと思うので、その意味では
退学率が高い=ミスマッチが大きい→ネガティブという解釈もできます。
でも、(ちゃんと教育をしているかは分かりませんが)
評価の結果として退学になっていると考えれば
ある意味正しい姿かもしれません (甘い評価をしても意味はない)。
この話を聞きながら、今日実施した「入門心理学」(1年必修)
のテストはちょっと難しかったかなぁと。
これで心理学が嫌いにならないで欲しいですが、後の祭り??
大学入試改革、何かはやらないといけないと思いますが、
うちの大学の規模でどこまでできるか・・・悩ましいところです。
といいつつ、今の仕事の任期は9月末までです。