以下、個人的意見です
毎度の学力調査ネタです。
先週、今年度の結果が発表されましたが
いろいろなところで波紋を呼んでいるようです。
文科省も結果を公表するなら、
正しい解釈の仕方をちゃんと指導するべきだと
思うのですが。
今回取りあげるのは、これ。
○阪府の順位が悪い
→対策をとるべきだ
という、記事を見ました。
対策?
どうやら、
PISAに対応した学力の育成を挙げ、「先生方の熱意が効果を発揮するシステムを作れば○阪でも不可能ではない」との見方を示した
らしいのですが・・・
ちょっと考えてみると、
テストで良い点をとるために、勉強する?
→ まだ、これは良い?
全国学力テストで良い点をとるために、勉強する
→ 全学学力テストが、すべての学力をちゃんと測 定できているならそれもありか?
そもそも、TIMMSで考えている学力と、全国学力テストで考えている学力、高校受験・大学受験のための学力、生きるための?学力 すべて定義が違うのです。
英語力といったって、英検の考える英語力、TOFLEの考える英語力、TOEICの考える英語力、コミュニケーションの英語力すべて違うのと同じです。
学力とひとくくりにするから、
的外れな議論になっているような気がしてなりません。