このブログにはアクセス解析がついていて、
どのようなキーワードで到達されたかが分かります。
久しぶりにみてみたら、、、
「有意傾向」で検索ヒットしていることが多いようです。
図らずもという感じですが、
最近増えているようなので、卒論シーズンが影響しているのでしょうか。
統計的検定の有意傾向、
未だに誰が言い出したことなのかが分かりません。
Wikiによれば、
Statistical Significance
Popular levels of significance are 10% (0.1), 5% (0.05), 1% (0.01), 0.5% (0.005), and 0.1% (0.001).
とあります。
10%に言及していますね。
私自身も10%水準を使うことには必ずしも反対しませんが、
そこに「有意傾向」という言葉を使うことに抵抗があります。
とはいえ、前にも書いた気がしますが、
帰無仮説Aのもとで、事象Bが10回中1回生じる可能性があるのに、
帰無仮説Aが誤りだとするというのは、
検定の考え方からすると良いことではない気がします。