家にある本の冊数を尋ねると プライバシー侵害になる?? J-CASTニュース 2007年04月24日20時21分 より
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文科省は「個人情報は厳重に取り扱う」としている 全国の小学6年生と中学3年生を対象とした「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)が2007年4月24日行われた。国公立の学校ではほとんどが参加したが、中には「憲法や個人情報保護法に違反する」として調査の中止を求めて裁判所に仮処分申請をした生徒もいた。家にある本の冊数を尋ねる質問項目があり、これはプライバシーに関わり、憲法違反になる、といった理屈からだ。
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前にも書いたこの問題。
難しいですね。
本の冊数を尋ねる問題はTIMSSにもあります。
(意識していたりするのだろうか・・・)
これがプライバシーかぁ、という気もしますが・・・
本当に調査のしづらい世の中になってきています。
結構、致命的なことかも・・・
プライバシーの権利を否定する気はまったくありませんが、過剰反応はちょっとなぁという感じです。
プライバシー意識が高い人は調査に協力しないという
ことだけでも、調査結果が歪められていると
考えることができます。
その結果をもとに、さまざまな結論が導かれたり、大げさに言えば政策が決定されていくのは不幸だなと思ったりします。
結局、何らかの意図をもった人達にとって
都合のよい結果のみが世に出ていくことにも
なりかねないと思います。
ちゃんとプライバシーに配慮した計画に
なっているのであれば許して欲しいなと思ったりします。