何となく書いてみたくなりました。
今日、総合型選抜の合否発表がされる大学が多いと思います。
ふと、総合型選抜の合否はシビアだなと思いました。
一般選抜の場合、その合否は点数です。
合否を分けるのは1点で、配点が設定された問題を解けたか解けないかできまします。
これはある意味では、(おそらく)公平で、誰も文句を言いませんし、
「点数が足りなかった」という消化をしやすいと思います
(簡単にはいかないことも分かっていますが)。
一方で、総合型選抜の場合は明確な点数が存在しません。
例え点数が存在したとしても、合否ラインにいる1点差の2人がいた場合、
(真に)合格させるべき(するべき)かがどちらの受験生なのかは
何とも言えません。
総合型選抜で不合格になるということは、
それまでの活動や高校生活を否定されたように感じてしまうのでは?と
少し怖くなりました。
不合格であったとしても、
それはこれまでの実績を否定されたわけではないということを認識して、
結果を消化して、前に進んでもらえることを切に願います。
そして、保護者や学校の先生はそれを受験生に伝えてあげて欲しいです。
大学の立場からすると、総合型選抜にも定員が存在し
どれだけ「入学して欲しい」と思っても、全員に合格を出すことはできません。
相対的な評価になってしまいます。
同じ不合格でも、一般選抜と総合型選抜ではインパクトが違うのではないかと
思った次第です。