筑波大が面接や小論文重視へという記事

下記、個人の意見です。

 

5年後を目処にという話ですが、Yahooコメントを見ると否定的なコメントが多いですね。

 

誤解を怖れずに言えば、おそらく

学力試験(マーク式)>学力試験(記述式)>小論文>面接

の順で、客観性は下がっていきます。

 

客観性が高い=公平と考えれば、

入試が公平であるべきという観点からすれば

学力試験のみで決定することが望ましいと思います。

これが誰からも文句が出ないやり方だと思います。

 

一方で、理念からすると、小論文や面接、あと調査書も?

重視するというのは分からなくもないです。

ただし、客観性は下がります。

 

社会としてこれを許容できるか否かというところなのかもしれません。

 

例えば、就職活動で不採用になっても、

その理由を説明されることはないと思います。

大学入試でも、合否に関する説明責任がないのであれば、

面接や小論文による合否査定もアリだと思います。

 

面接や小論文のように、客観的な採点基準がないものを

用いるというのはそういうことです。

もちろん、面接や小論文でも「採点・評価基準」は作っていますが、

その客観性は何とも・・・。

 

ということで、若干モヤモヤしつつも

学力重視 vs 小論文・面接重視 では難しいのかもしれません。

 

筑波大のやり方を考えると、

共通テスト+学力重視

共通テスト+小論文・面接重視

という2つのトラックを用意して定員も分けるのが良い気がします。

 

私大の場合、

後者を2月以降で実施するのは物理的に難しいので、

結果として総合型選抜が増えるように思います。

総合型選抜に、学力試験を課すことができれば良いのですが・・。