目の輝きを測定する

4月から放置してしまいました

この間、いろいろあって

SASをいじったり(今やSPSSより使用頻度が高い)

若干の医学知識が身に付いたりしています。

タイトルがちょっとキザ?とも思ったのですが、

現在、取り組んでいることです

某高校の教育プログラムの評価部会のメンバーに

なっています。で、周りは質的な研究をされる先生

達で、量的な研究をしているのは僕だけでしょうか。

僕に与えられた役割は、

教育介入をすることで

生徒の目の輝き(そのものに対する興味・関心や

動機づけ)が増すということを

示すことができるようなツールを開発すること。

これ非常〜〜〜〜に難しい。

というか、適切&精度良く測定することは

ほぼ不可能?とさえ思えてきます。

尺度項目を作ることはできても

それに対して生徒さんがどう答えてくれるか。

そこで生じるバイアス(社会的望ましさ)というものが大きすぎるのです・・・

少なくとも教室で、担任の先生が配布して・・・と

やっている状況ではその傾向がかなり強くなってしまいます。

社会的望ましさを取り除いたり

調整したりすればよいという考え方も

あるのでしょうが、個人的には

これもほぼ不可能だと思います。

古典的テスト理論での

 観測得点 = 真の得点 + 測定誤差

というモデルに照らせば、

 社会的望ましさ は 測定誤差に含まれると

考えられます。

 観測得点−測定誤差=真の得点

 

とすれば、真の得点を求めることもできるのでしょうが・・・

 数字上でどんな調整をしたとしても、

それが「正しい」ことを証明するなんてことは

不可能です。

「数字の遊びになってはいけない」のです

 ↑

昔、心理学を学び始めたころに聞いた言葉

(どの授業だったか、先生だったかは

覚えてないのですが、かなり印象に残っています)

ということで、個人的には

社会的望ましさの影響を受けにくい尺度

を作成したいと思うわけです。

でも、それもまた ムズカシイ・・・