※毎度ながら私見です。2015年9月24日時点での記事です。
日心2日目。朝から公認心理師緊急集会。
かなりの人出。関心はかなり高い。
緊急集会に参加した個人的感想です。
特に新しい情報はなかったが、
どの方向からこの法案を見るかでかなり見解が異なる印象。
(医学系からみるのと、心理系からみるのと、臨床心理士系からみるのと;
あえて後ろ2つを分けました)
結局のところ、「わからない」「これからが重要」
今まで知らなかったこととして、
これから半年くらいの間にすごいスピードで決まってくるだろうという話。
学部教育に関しては、現在心理学を掲げている大学では、ほぼ対応できそう。
「学部では心理学を広く学ぶ」「大学院ではスキル系」というニュアンス
ただし、その場合、現在心理学を掲げていない学部も参入できる可能性が結構ありそう。
学生の負担は増えるかもしれないが、非常勤とかででも心理系の科目を揃えるのは可能。となると、コメディカル系は、結構対応できるのではないかと。
PSWや理学療法士、作業療法士とかも参入してくる気がします。
ということで、公認心理師は
現在の心理学系学部 + 実務経験 or 大学院
単位を揃えたコメディカル系学部 + 実務経験 (>大学院)
になるかも。
となると、就職や資格を考えると後者の方が人気が出てくるんだろうなぁ。
ただ、前者ではカリキュラムに医学系の科目が多く入ってくると難しくなるだろうし、
後者では、心理学の実習関係が多く入ってくると難しくなると思われます。
全体の印象としては先日の記事と同様
心理系にとってはネガティブな状況なのかも。
多くの大学の心理系学部が思い描いている理想(特需??)とは
離れて行く気がします。