今日は教授会でしたが、そちらは欠席して、英語教育シンポジウムへ。
「高大接続」や「大学入試改革」が講演タイトルに入っていたので参加しました。
なかなか面白かったですが、
結論から言うと知りたかった情報(新しい情報)はほぼ無し。
おそらく学校の先生が多かったのでしょうね。
小学校での英語教科化とかそんな話が中心。
これからの子どもは大変だなぁと率直思いました。
おそらく親の教育に対する考え方とかが今までより反映される感じ。
10年後には「格差」が問題になっているような気がします。
中学校ではすでに英語嫌いが増えるから、小学校からという短絡的な考え方。
当然、小学校からという時点で、就学前からという話が出てくるはずです。
しかも、言語は幼いときから親しんでいた方が上達とかが早くて、強い?のは事実。
大学時代オーケストラをやっていましたが、3,4歳からヴァイオリンを始めた子と、
大学生から始めた子では「うまい」の質が違いました。
おそらく言語でも同じなんだろうなと。
このあたりは来年度の入門心理学(1年生向け概論)のネタにしようと思っています。
話は戻ってこのシンポジウム、主催は英語検定協会でしたが、
それほど宣伝色もなく好感が持てました
(あくまでそれほどですが(笑)
参加者は信奉者が多いような雰囲気もありました。)
どうも英検とTEAPは学習指導要領に則っているというのが
1つのセールスポイントのようですが、本当にそうなのでしょうか。
言語ってそういうものでもないような・・・という疑問を抱きました。
今週また高大接続システム改革会議があるので
全体的な議論が進むのでしょうか。