インタビュー調査で石巻に行ってきました(19~21日)。
3日で9組のインタビュー、なかなかハードでした。
今回の石巻、研究云々よりも
自分の人生にも影響を与えそうな経験をすることができました。
インタビュー時間の合間に、
津波被害があった場所を訪れました。
写真の場所、テレビとかで観ていましたが、
実際その場に立つと、
伝わってくるものが全く違いました。
高台にある神社に寄付をしたり・・・
これまで、そういうことをしてこなかったのですが、
何か動かされるものがあってつい。
(衝動買いならぬ、衝動寄付)
当時その場所にいた方々が、
どのような状況で、思いで避難されたのか。
亡くなった方々がどういう状況だったのか。
救助の現場がどうだったのか。
全く分かっていませんでした。
この調査、震災とは関係のないものでしたが、
自然と震災の話になる方もいらっしゃいました。
そして、当時の話、ご家族や友達の話を伺って、
インタビュー中に涙するという・・・
(調査者として失格?)
おそらく録音を聞いて、文字起こしをしたものをみて
また泣けるのだと思います。
改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、
今も苦しんでおられる方々に
少しでも役に立てることがあればと思います。