※このブログは所属とは関係の無い,個人の見解です。
ちょっと予想外でしたが、英語外部試験の件、延期になりました。
まさか、というのが正直なところです。
大学の入試担当部署にいる人間としては、
「おいっ」という感じ。
もちろんテスト屋としては大賛成です。
とはいえ、かなり政治的な動きだったのだろうと。
研究者が、長年にわたって反対してきたことが、
大臣のひと言(辞任回避のため)で、延期に。
何かモヤモヤは残ります。
個人的にはこの準備していた高校生がかわいそうだなぁと。
準備は無駄にならないという意見もありますが、
英語を使えるようになることと、
資格試験でスコアを取ることは(たぶん)違いますから。
そして、この件の報道で気になるのが
「色々決めなかった大学にも責任がある」みたいな論調。
はっきりは言っていないですが、
行間にはそんなニュアンスがある報道・記事が多いです。
もしかしたらM省がそう流しているのかもしれませんが。
入試関係、2年前告知というルールがあるので、
当然、大学側も早く決めたかったんです。
でも、もろもろ体制が決まらない、、
IDの発行云々も昨年の年末以降で動いたような記憶が。
決めたくても決められなかったということだけは
世間にも理解してもらえればと。
別にさぼっていたわけではありません。
そして、早速一部の記事には出ていますが、
共通テストの英語の配点(リーディングとリスニング)とかが
問題になってきます。
また、記述式問題の件も。。。
まだまだ紆余曲折ありそうです。
気づいたら電子調査書の件もあまり耳に入ってこなくなりました。
どうなるのでしょうか。