※あくまで脇田個人の考えで、所属大学・機関とは全く関係がありません。
医学部入試の不公平な合否査定の件です。
個人的にはアウトと思って見ていました。
ただ、
「これから他の大学、学部でもそのようなことが
意識的もしくは無意識的にも起こる
可能性はある」とも考えていました。
そのような中↓の記事。
これは防ぎようがありません。
調査書や面接を入れる時点で、ある程度覚悟はせざるを得ないと思います。
それを不公平と言われると、
だから点数だけで決めよう!になるわけで・・・
主体性を評価?
数値化できるとは思えません。
今回の入試改革はかなり大きなものです。
今回の入試改革の理念が正しい方向であるならば、
我々が入試に対して持っている感覚を
一度リセットする必要があるように思います。
当事者はもちろん、世間も含めて意識を変えないと
同じことが問題にされると思います。
(そして、結果的にまた点数重視に戻るのではないかと。。)
就職の採用試験では、採用試験の点数以外の情報も
考慮されていますよね。
大学教員の採用だってそうです。
必ずしも業績数だけで決まるわけではありません。
そもそもAO入試だってそうですよね。
今回の入試改革の方向は、
このような査定の仕方に変えるということです。
そのような査定の仕方に対して当事者・社会が
納得することができるか、
認めることができるかどうかも重要だと思います。
繰り返しになりますが、
現状の意識のままこの入試改革を迎えたら、
同じことが同じように問題になり、
謝罪会見が行われます。
各大学の足並みも乱れています。
1番の被害者は高校生です・・・。