※脇田個人の意見で、所属大学・部局とは一切関係ありません。
今日、文科省が大学入試改革に関して公表をしたそうです。
(ただ、この記事のもとになったものを発見できていません。
追記:http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/08/1376777.htm )
TOEFLや英検を活用。うん、まぁその流れですよね。
今日たまたまTOEICの方と話したのですが、
TOEIC R&L とS&Wでは、R&Lでそこそこのスコアが取れないと
S&Wは難しいそうです。当たり前といえば当たり前です。
むしろ、R&LがS&Wの前提になるなら、
4技能にこだわらなくても良いのではという気もしてきます。
このあたりは研究や情報の公表が必要だと思います。
(実施団体はデータは持っているでしょうが。。。)
そして、やはり普通の高校生レベルではTOEICは難しいとのこと。
TOEICは選択肢から外れるかもしれません。
(あくまで帰国子女とか、英語がかなりできる高校生の話ではありません。
普通の高校生の話です)
私は、個人的に入試で使うのであれば1種類にするべきという考えを持っています。
英検なら全員英検、TOEFL Juniorなら全員がTOEFL Junior
そうでないと公平性が保てません。
入試で重要なのは公平性です。
みんなが納得するものでなければなりません。
CEFR基準でB1とかであれば良いのかもしれませんが、
そうすると英語では差がつかなくなって、
結果的に他の科目が重要という話になります。
(某J大学はそうだったみたいです)
面接を入れるとかいう話もありますが、
面接の結果、学力試験とは逆転した場合、
その説明はつくのでしょうか。合否ラインでは当然起こります。
面接官の目を見て話せなかったから、とか
緊張してうまく受け答えできなかったから、不合格とか起こり得ますよ。
どこに向かうのでしょうか・・・